about "FATIGUE SLACKS"

FATIGUE SLACKSはミリタリーに特化したボトムス専門のブランドです。
1930～70年代の米軍・ミルスペックトラウザーズを基にして、多くのスタイルをデザインしてきました。

 

"American mil-spec trousers"

ミリタリートラウザーズとは、軍仕様の野戦用や作業用パンツのことで、"チノパン"や"ベーカーパンツ"、"6（7P）ポケット・カーゴパンツ"など、丈夫な素材を使い機能的に作られています。

 

世界中のミリタリーウエアの中でもアメリカは1930年代以降、第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争など、それぞれ気候環境の違うエリアに主戦場を移していく過程で、多くのミリタリー・ユニフォームを生み出してきました。

 

”必要最低限の機能美”

 

基本的にミリタリーウエアは目的や用途を定めて大量生産する必要があるため、その多くは無駄の無いミニマルな設計です。

 

ミリタリートラウザーズは戦闘や作業の現場で"動きやすさ"、"使いやすさ"、"丈夫さ"を追求した究極のパンツと言え、"身を守る"ためにデザインされている"必要最低限の機能美"が特徴です。

 

『FATIGUE SLACKS』とは

 

ファティーグパンツはデイリーウエアとしてとても身近な存在で、ワークウエアが原点のデニム５ポケットと同じように、多くの人が認知するボトムスのスタイルです。
この"FATIGUE SLACKS（ファティーグスラックス）"という名称は、"ファティーグパンツ"にフォーマルを連想させる"スラックス"が合わさって"軍パン"を一段格上げしたような、そんなイメージで名付けたものです。

FATIGUE SLACKS（ファティーグスラックス）は、USミリタリーにフォーカスした1930年代から1970年代のファティーグパンツ、特に朝鮮戦争、ベトナム戦争時代のユーティリティパンツやB.D.Uパンツが基となるミリタリーに特化したボトムスのシリーズで、現在までに10型以上のスタイルをリリースしてきました。

 

歴史に残る普遍的な王道アイテムから量産化に至らなかったテストサンプルトラウザーズまで、様々なミリタリーパンツをサンプリングしてデザインしています。
幾度もの移行期を積み重ねていく王道アイテムの"完成度"と、量産化できない様々な理由で消えていったテストサンプルならではの"面白さ"を紐づけし、ボトムス限定のラインとしてアイテムバリエーションを作っています。
そのデザイン性はもとより、"軍パン"の質実剛健で実用的な特徴を取り入れ、ブランド独自の生地提案でワンランク上のファティーグパンツへとアップグレードさせていくというコンセプトです。
そして今までとは少し違う角度からミリタリートラウザーズを提案していくブランドです。