CORONA・UTILITY NAVY JUMPER 2022SS
US NAVYのショールカラーデニムジャケットをイメージした新作アイテム、“ユーティリティネイビージャンパー”が今月デリバリー予定です。
トップの写真は、今から十数年前に作ったCORONAの展示会サンプル。
レインボーストライプの裏地が貼ってあるタイプで、この時も釦にベークライト(フェノール樹脂・硬質プラスティック)のチェンジ釦を使用しました。
裏地がちょっとメキシコっぽくて、残念ながらあんまり受けなかったです・・・(もちろん、裏無しタイプがあってそっちメインでした)。
当時の形、サイズ感は今季2022の物と殆ど変わらないのが興味深いです。
時代って繰り返すんですよね。
This photo from the book "U.S. NAVY UNIFORMS IN WORLD WAR II SERIES".
カフスのない袖口、裾にポケットが2つ付くだけの短い着丈で、無骨で如何にもミリタリーワークジャケットといった雰囲気です。
そしてこの小さめのショールカラー。
このジャケットの良いところって、アウターとインナーの両方で使えるというところです。
襟が小ぶりで収まりが良いのでインナー使いするととても効果的です。
上にレイヤードしたトップスの下から覗く丁度良いサイズのショールカラーが雰囲気良く大人っぽいコーディネイションのアクセントとなります。
22SSの今季はデニム、ヒッコリー、ナチュラルドリルといったベーシックなワークウエア素材を中心に使っています。
その中でもヒッコリーストライプのものはインナーとしてレイヤーすると、ちょっと可愛くてとても雰囲気がいいです。
Vintage "P.O.W Jacket" in WW2.
因みに戦時中(WW2)、このヒッコリーストライプ生地を使った物は “Prisoner’s Uniform(捕虜用囚人服)”として使われていました。
基見本サンプルとして使用したものも両袖と背中に“P(プリズナーのP)”がステンシルされています。
でも物としてはカワイイ部分もあるので、このギャップがいいですよね。
大きくも小さくもない独特なサイズ感で、Tシャツの上からサラッと羽織る春先のライトアウターとしてシンプルスタイルにとても取り入れやすいジャケットです。
近日デリバリー予定です。
宜しくお願い致します。